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「beautiful people」×「G-SHOCK」コラボレーションモデル第2弾

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、クラフトマンシップに支えられながら新たな美を生み出し続けている「beautiful people(ビューティフルピープル)」とのコラボレーションモデル第2弾『GM-S2110BP』を、12月6日に発売します。

「beautiful people」は、上質な素材と独自のデザイン性を融合させたスタイルが特徴の日本のファッションブランドです。ロレックス コピーユニセックスな感性と繊細なディテールで、国内外から高い評価を受けています。
今回ご案内する『GM-S2110BP』は、「beautiful people」のDNAに根ざす「相反する要素の融合」と「常識を覆すユニークネス」を体現したコラボレーションモデルです。

"Brand-new, already broken in.“をテーマに、「相反する要素のMIX」と「トロンプルイユ(だまし絵)のような遊び心」をコンセプトとして展開
レザーの風合いを樹脂バンドで表現するという斬新なアイデアを採用し、インクジェット印刷によってシボの濃淡を巧みに再現しています。

本物のレザーのような見た目に仕上げたバンドは、実際に触れると樹脂ならではの質感が楽しめます。さらに、レザー特有の経年変化をブラウンのグラデーションカラーで表現し、色褪せた味わい深さを演出しました。

また、シルバー・ゴールド・ブラウンのマルチカラーを組み合わせることで、相反する色彩の調和を実現しています。

ベゼルと文字板、遊環にはヘアライン仕上げを施し、ヴィンテージ感とともに、傷のような表情も演出。さらに、文字板のロゴはプリントではなく刻印にすることで奥行きを持たせ、新旧が交錯するようなデザインに仕上げました。

「beautiful people」の世界観とカシオの技術が融合したモデルは、ファッションに新たな刺激を求める方にぴったりのアイテムです。

【概要】
GM-S2110BP
価格:38,500円(税込)
発売日:12月6日

取扱店舗: CASIO公式オンラインストア、G-SHOCK STORE、beautiful peopleオンラインストア、beautiful people 店舗など

【お問い合わせ】
カシオ計算機 お客様相談室
TEL.0120-088925(時計専用)

[beautiful people]
2006年にデザイナー熊切秀典を中心に立ち上がった日本のファッションブランド。ブランドコンセプトには「Everything is beautiful.」を掲げ、サイズ・性別・素材・パターン・色など、ファッションにおける既成概念や先入観から着る人たちを開放し、個人々々の中にある真実の美しさを引き出すという意味が込められている。デザイナーの熊切は、2020年に第38回毎日ファッション大賞を受賞。

アカデミー賞に登場したすべて(いや、すべてではないが)の時計を一挙に紹介していこう。

これがあなたの好みかどうかは別として、今夜は世界中の大スターが最高の衣装に美しいドレス、そしてもちろん腕時計を身につけて、レッドカーペット(彼らの席でも、そしてもしかしたらステージにも)に登場する夜だ。そう、今夜ご覧いただく時計のなかには、一部ブランドと関係のあるものも存在するかもしれないが、それもゲームの一部として捉えてほしい。昨日、スタイルエディターのマライカ・クロフォードが、ハリウッドの時計にまつわる“ペイ・トゥ・プレイ(商業主義)”の現状について紹介するとともに、よりよいレッドカーペットの世界を思い描いた。
 「私は今日のこの日のために、歴代アカデミー賞のベストルックを調べた。ボブ・マッキー氏がカスタムした、ヴィンテージの服を着ていたシェール(Cher)氏ほど大胆なものはないだろうが、もちろん、ウォッチスポッティングを意識した本格的なファッションステートメントが見られることを祈っている。そして私が考える、この夜のベストウォッチステートメントはミシェル・ヨーだと思う」。主演女優賞の最有力候補が、司会を失望させないことを期待しよう(ネタバレ注意。彼女は失望させなかった。以下、ご覧あれ)。

リシャール・ミル RM07-02を身につけたミシェル・ヨーは、驚くほどに美しい。
熱心な時計愛好家である我々は、このような素敵な夜を心から楽しんでいる。HODINKEEのslackチャンネル上では、さまざまなセレブが何をつけているのか、写真を用いたメッセージのやりとりがフルスピードで行われた。読者の方々が調べなくてもいいように、そして我々はこの仕事が好きだからやっている。
 今夜はエキサイティングな1日になるだろう。『ター』にはロレックスが、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ではカシオ、『トップガン マーヴェリック』に登場したのは興味深い歴史を持つポルシェデザインのクロノグラフが、そして『バビロン』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、『フェイブルマンズ』など…挙げればきりがないほどの時計が、作中に登場している。しかしそのどれもが、時計に関する部門にノミネートされていない。
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だからといって、今夜の授賞式に時計が登場しないというわけではない。プレゼンターはステージに上がる前、ロレックスの有名なグリーンルーム(わかるだろうか?)を通過するという伝統がある。そして想像どおり、室内のグリーンルームはとてもロレックスらしく、かなりすごい空間になっていた。

ロレックス グリーンルームへの入り口。

見よ、このロレックス グリーンルームのすごさを。
まあおしゃべりはこのくらいにして、我々は腕時計をチェックしなければならない。これから紹介する、以下の写真たちを楽しんでほしい。またこの記事は随時更新していく予定のため、何か新しい時計が登場した際には、ぜひまた記事をのぞいてみてほしい。

オメガ グローブマスターを手に巻く、オスカー受賞者のキー・ホイ・クァン。

コクピットの外でカルティエ タンクを身につけるジェイ・エリス。

レニー・クラヴィッツはレニー・クラヴィッツらしく、JLCのレベルソを着用している。

アンドリュー・ガーフィールドはオメガのデ・ヴィル トレゾアに身を包み、トラディショナルな雰囲気を醸し出している。

ハリー・シャム・ジュニアはアディアム(Adeam)ルックを上手く着こなし、それに40mmのオメガ デ・ヴィル プレステージを合わせている。

バリー・コーガンもオメガ グローブマスターのパーティに参加した。

ホン・チャウがこれまでの手立てを変えて、パネライ ルミノール ドゥエ ルナをつけて我々をビックリさせた。マライカはまだ、パネライとプラダの特注ドレスの合わせ技に動揺している。

クォーツのオメガ デ・ヴィルをドレスの上からつけたアリアナ・デボーズ。

颯爽とタキシードに身を包んだドウェイン・ジョンソンは、タグ・ホイヤーのアクアレーサーを着用。

ブレンダン・フレイザーはオメガ スピードマスター クロノスコープを着用。我々を飽きさせない。

リズ・アーメッドはヴァシュロン・コンスタンタンのパトリモニー デイデイトを着けて、この夜の式典に挑戦する。

プラチナ製のカルティエ 「タンク シノワーズ」を手に、ドレスアップしたポール・メスカル。

マーク・コンスエロスは、ロレックス デイトナ Ref.6263でヴィンテージの素晴らしさをアピール。

地球上で最も上品な男、イドリス・エルバはグッチ G-タイムレス プラネタリウムを腕に巻いて、HODINKEEのslackをうならせた。

オメガ ミュージアム コレクションでワンランクアップした、ニコール・キッドマン。

IWC ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー“ブティックエディション”を着用するクエストラブ...そしてクロックスを履いていた!

【ブランド別】100万円で買えるおすすめ腕時計

100万円という価格帯は、高級腕時計の世界において非常に重要な位置を占めており、品質・ステータス・資産価値のバランスが最も取れた価格帯として知られています。

100万円前後の腕時計は、単なる時計としての機能を超えて、所有者のライフスタイルやセンスを表現するアイテムとしての価値を持ちます。また、記念日や人生の節目を祝う特別な贈り物としても選ばれることが多く、長年にわたって愛用できる一生ものの時計として高い人気を誇ります。

本記事では、100万円という予算で手に入るおすすめ腕時計や購入時の注意点を紹介します。

100万円の腕時計の魅力

100万円という価格帯の腕時計は、30万円から50万円の時計と比べると、使用される素材の質、ムーブメントの精密さ、ブランドの歴史と技術力がワンランク上のレベルに達しています。一方で、200万円を超える超高級腕時計と比較すると、より多くの人が手に取りやすい価格設定となっており、高級時計の世界への入り口としても最適です。

熟練の職人によって丁寧に組み立てられたムーブメントや、厳選された高級素材、そして長年にわたって培われてきたブランドの美学が結集された逸品が数多く存在します。また、資産価値という観点からも魅力的で、人気モデルや限定品であれば、購入価格を維持したり、場合によっては価値が上昇したりすることもあります。

この記事では、腕時計のレンタルサービス「カリトケ」で展開されている腕時計の中で、100万円で入手できるモデルを紹介していきます。実際に市場で流通しており、購入可能なモデルばかりなので、より実用的な情報としてお役立ていただけるでしょう。

【ブランド別】100万円で買えるおすすめ腕時計
100万円という予算であれば、世界的に名高い高級腕時計ブランドの優秀なモデルを手に入れられます。ここでは、それぞれのブランドが持つ独自の魅力と特におすすめのモデルを紹介します。

ロレックス
ロレックスは腕時計界の王者として、世界中で愛され続けている高級時計ブランドです。100万円の予算であれば、ロレックスの中でも特に洗練されたモデルを手に入れられます。

デイトジャスト 10Pダイヤ(16234G)

デイトジャスト 10Pダイヤ(16234G)は、ロレックスの象徴的なモデルの1つです。高い精度を誇る自動巻きムーブメント「パーペチュアル」を搭載しており、日常的な使用においても抜群の信頼性を発揮します。

最も印象的なのは、10粒のダイヤモンドがちりばめられたブラックの文字盤で、上品で気品に満ちた印象を与えます。ビジネスシーンからフォーマルな場面まで、幅広いシチュエーションで活躍する特別な1本といえるでしょう。

デイトジャスト 10Pダイヤ(16234G)の商品詳細

エクスプローラーⅠ(14270)

エクスプローラーⅠ(14270)は、ロレックスのスポーツモデルの先駆けとして、リリースから現在まで圧倒的な人気を誇る名作です。

39mmのケースサイズは日本人の手首にも馴染みやすく、どのような服装や場面でも違和感なく着用できる汎用性の高さが魅力です。シンプルながらも存在感のあるデザインは、長年にわたって愛用できる普遍的な美しさを持っています。

エクスプローラーⅠ(14270)の商品詳細

ウブロ
ウブロは「異なる素材やアイデアの融合」をコンセプトに、革新的なデザインと技術で腕時計界に新風を吹き込んだブランドです。従来の腕時計の常識を覆すような斬新なアプローチで、多くの時計好きを魅了し続けています。

クラシックフュージョン クラシコ ウルトラシン(515.CM.0140.LR)

クラシックフュージョン クラシコ ウルトラシン(515.CM.0140.LR)は、ウブロの技術力を象徴するモデルの1つです。美しいムーブメントの構造が見えるスケルトンデザインは、時計の機械的な美しさを存分に楽しめます。

「ウルトラシン」の名前が示すとおり、ケースの厚さは驚異的な8.5mmという薄さを実現しており、これほど薄いウブロのモデルは非常に珍しく貴重です。ブラックで統一されたケースとベゼルにはセラミックが使用されており、軽量でありながら高い耐傷性を誇ります。

クラシックフュージョン クラシコ ウルトラシン(515.CM.0140.LR)の商品詳細

ビッグバン エボリューション(301.ST.5020.GR)

ビッグバン エボリューション(301.ST.5020.GR)は、ウブロを代表するモデルです。44mmの大ぶりなケースが生み出す圧倒的な存在感は、着用者に自信と個性を与えてくれます。日付表示機能とクロノグラフを搭載しており、実用性も申し分ありません。

高級感とスポーティーさが絶妙に融合したデザインは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで、幅広いシチュエーションで活躍します。ウブロならではの革新的な素材使いと大胆なデザインが、他の時計とは一味違う存在感を演出してくれるでしょう。

ビッグバン エボリューション(301.ST.5020.GR)の商品詳細

カルティエ
カルティエは「宝石商の王」として知られ、エレガンスと洗練を追求し続けてきたフランスの名門ブランドです。腕時計においても、その美学とクラフツマンシップが存分に発揮されています。

サントス ドゥ カルティエ LM(WSSA0037)

サントス ドゥ カルティエ LM(WSSA0037)は、カルティエの歴史そのものを体現するモデルです。自社製キャリバー1847MCを搭載し、技術的にも最新の水準を誇ります。

グレーのダイヤルとADLC加工が施されたベゼルの組み合わせは、伝統的なエレガンスにモダンなスポーティーさを加えており、現代のライフスタイルに完璧に調和します。カルティエならではの気品と実用性を兼ね備えた、まさに完成度の高い1本です。

サントス ドゥ カルティエ LM(WSSA0037)の商品詳細

シャネル
シャネルは、ファッション界のアイコンとして君臨し続けてきたブランドです。その美学を腕時計の世界にも展開し、独特のデザインセンスと高い技術力で、唯一無二の時計を生み出しています。

J12 38mm エレクトロ(H7122)

J12 38mm エレクトロ(H7122)は、シャネルの時計作りの哲学が凝縮されたモデルです。丸いフォルムが印象的なケースデザインは、シャネルらしい優雅さと現代性をあわせ持っています。日付表示機能を搭載しており、美しさだけでなく実用性も兼ね備えています。

シャネルの象徴ともいえる光沢のあるブラックカラーは、どのような装いにも上品さを加えてくれます。裏蓋のスケルトン仕様により、精密なムーブメントの動きを眺められます。世界限定1255本という希少性の高さも、このモデルの特別感を一層引き立てています。コレクターズアイテムとしての価値も高く、長期的な資産価値も期待できる逸品です。

J12 38mm エレクトロ(H7122)の商品詳細

ブライトリング
ブライトリングは、航空計器の製造で培った高い技術力を活かし、プロフェッショナル向けの精密な腕時計を作り続けているスイスのブランドです。パイロットウォッチの分野では特に高い評価を得ています。

オールドナビタイマー パトルイユドフランス(A11021)

オールドナビタイマー パトルイユドフランス(A11021)は、ブライトリングの技術力と航空への情熱が結実したモデルです。文字盤に縦に3つ並んだインダイアルの配置が特徴的で、クロノグラフ機能を直感的に読み取れます。

オールドナビタイマーシリーズの中でも特別な存在で、わずか1,000本という限定数で販売されました。フランス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」の名を冠し、文字盤の12時方向に配置された特別なマークが印象的です。航空への憧れと高精度な機械式時計への情熱を持つ人にとって、これ以上ない魅力を持った1本といえるでしょう。

オールドナビタイマー パトルイユドフランス(A11021)の商品詳細

ゼニス
ゼニスは、革新的なムーブメント開発で時計業界をリードし続けてきたスイスの名門ブランドです。特に高振動クロノグラフムーブメント「エルプリメロ」の開発で、時計史に大きな足跡を残しています。

デファイ エルプリメロ21 セラミック(49.9000.9004)

デファイ エルプリメロ21 セラミック(49.9000.9004)は、ゼニスの最新技術が結集された現代的なモデルです。従来のモデルと比較して、よりメカニカルな雰囲気が強調されたデザインが特徴的で、時計の内部構造の美しさを際立たせています。

精密な機械の動きが見える文字盤は、技術への憧れを持つ男性の心を強く惹きつけます。セラミックケースの採用により、軽量性と耐久性を両立し、日常使いにおいても優れた性能を発揮します。

デファイ エルプリメロ21 セラミック(49.9000.9004)の商品詳細

クロノマスター エルプリメロ オリジナル(03.3200.3600)

クロノマスター エルプリメロ オリジナル(03.3200.3600)は、ゼニスの代名詞ともいえる「エルプリメロ」ムーブメントを文字盤から直接観察できる特別なデザインが魅力です。この高振動ムーブメントは、1/10秒という高精度な計測を可能にする技術の結晶です。

シンプルなカラーリングが採用されているため、ビジネススーツからカジュアルウェアまで、あらゆる装いに自然に馴染みます。機械式時計の持つ美しさと実用性を高いレベルで両立した、ゼニスならではの傑作といえるでしょう。

クロノマスター エルプリメロ オリジナル(03.3200.3600)の商品詳細

100万円の腕時計は新品と中古だとどちらがお得?

100万円という予算で腕時計を購入する際、新品にするか中古にするかは重要な判断ポイントです。それぞれにメリットとデメリットがあり、自分の価値観やライフスタイルによって最適な選択は変わってきます。

新品で買う場合
新品購入の最大のメリットは、メーカー保証による安心感と、誰も使用していない新品を所有する満足感です。最新のモデルや改良された機能を手に入れます。メーカー保証により、万が一の故障やトラブルの際も安心してサポートを受けられるため、時計に詳しくない人でも安心して購入できるでしょう。

一方で、新品購入のデメリットとしては、同じ予算でより上位のモデルや希少なモデルを手に入れにくいことが挙げられます。100万円という予算を新品に使った場合、中古であればより高級なブランドや複雑な機能を持つモデルが選択肢に入ることもあります。また、購入直後から価値が下落するリスクもあり、投資という観点では不利な面もあります。

中古で買う場合
中古購入の大きなメリットは、同じ予算でワンランク上のモデルや、通常であれば手の届かない憧れのブランドを手に入れられる可能性があることです。特に状態のよい中古品であれば、新品と遜色ない品質でありながら、価格は大幅に抑えられることが多くあります。また、すでに生産終了したヴィンテージモデルや限定品に出会える機会もあります。

ただし、時計の状態や過去の使用状況を正確に把握することが難しく、購入後に予期しない修理費用が発生する可能性があります。また、保証期間が短い、または保証がない場合が多く、購入後のサポート面で不安が残ることもあります。偽物や改造品のリスクもあるため、信頼できる販売店での購入が重要になります。

カリトケなら幅広い選択肢の中から最適な腕時計を選べる
カリトケは、好きな腕時計を月額制でレンタルできるサービスで、業界最安値水準の特別価格で中古腕時計の販売も行っています。特に人気の高級ブランドの100万円前後のモデルが豊富に揃っており、通常の中古市場では見つけにくい良質な時計を見つけられます。

カリトケの中古腕時計一覧

新品の購入を検討している場合でも、本当に自分に合うかどうかの判断をするために、レンタルで実際に試してみるという使い方も可能です。

カタログやWebサイトの写真だけでは伝わらない、実際の質感や着用感を事前に確認できるため、購入後の後悔を防げるでしょう。特に100万円という高額な買い物では、事前の試着は非常に重要な要素となります。

実際に腕に着けてみることで、時計の重さ、ケースサイズ、ベルトの馴染み具合など、数値では表現できない部分を体験できます。また、日常生活の中で数日間着用することで、その時計が自分のライフスタイルに合うかどうかを判断することも可能です。

カリトケでレンタルできる腕時計一覧

商品が届いたその日から使用でき、返却期限はなく、メンテナンスも不要です。まずは無料で会員登録してみてください。

関連商品:https://www.hicopy.jp/brand-copy-IP-1.html

時計に何が付いているかではなく本体に注目する傾向がある。

これらはすべて、目の前にあるものを評価するときのチェックリストの一部であるのは事実だ。しかし、その時計がおもしろそうなブレスレットに付いていて、さらにその手がかりが見つかりそうなら、それは珍しい時計というだけでなくレアなアクセサリーも手にしたという可能性がある。今日、間違いなく最も有名なブレスレットサプライヤーであるゲイ・フレアー(GayFrères)社を調査したが、それは時計のブレスレットにとどまらない、素晴らしいストーリーを持っていることがわかった。


クラスプにはゲイ・フレアーの特徴的なエングレービングが施されている。

 ヴィンテージウォッチを手に取り、ブレスレットのクラスプに刻印された“G”と“F”の文字、そしてそのあいだにある羊の胸像が確認できたら、そのブレスレットはオリジナルである可能性が高い(少なくとも同時期のもの)。その昔、時計メーカーに製品を供給していた人たちの名前と同じように、時間が経てば、線は柔らかくなり、刻印も目立たなくなり、それらも色あせてしまうだろう。しかし、これは20世紀を代表する金属加工業者によるブレスレットで間違いない。今日、オークションカタログに掲載された、“ゲイ・フレアーのオリジナルブレスレットが付属”した時計の物語である。

The Bonklip (far left) for Rolex and the evolution of the Oyster bracelet.
ロレックスのボンクリップ(左端)と、進化していくオイスターブレスレット。

 ロレックスの初代のブレスレットは、当時ブレスレットサプライヤーとして有名なゲイ・フレアーが手掛けたことについては説明した。時計の世界に足を踏み入れるには悪くない方法だろう? ロレックスのために、ゲイ・フレアーは1930年代初頭からボンクリップ・ブレスレットを大量に注文していたのだ。

 これらは伸縮自在なうえ、非常に快適で堅牢だった。また、ゲイ・フレアーのような専門知識を持つメーカーにとって、大規模に生産するのもとても簡単だった(詳細は後述する)。これは当時流行していたスタイルであり、他社も同じデザインをロレックスに供給してきたが(実際にそうしていた!)、GF(ゲイ・フレアー)のつくりのよさのほうがいちばん印象に残った。


この広告はボンクリップのメリットのひとつである、さまざまな手首のサイズにフィットすることを強調している。

 これらのステンレススティール製ブレスレットがもともと頑丈であるならば、ゲイ・フレアーを魅力的なパートナーにしているのは、デザイナーのオリジナリティにある。20世紀のあいだ、同社はSS、ゴールド、プラチナをもとに、あらゆる形やサイズのブレスレットをつくり、当時のさまざまなファッションを完璧に捉えた製品を提供することができた。特にアール・デコ時代のものは種類が豊富かつ芸術性に優れていた。国境を越えたフランスのメゾンであるカルティエが、1920年代から30年代にかけてそのスタイルのセンスを証明した一方で、ジュネーブに拠点を置くこのブレスレットサプライヤーも同様のセンスを示した。興味深いことに、1930年代にSSケースが流行したことで、ゲイ・フレアーは成功を収める。この金属は当時、ゴールドよりもかなり加工が難しく、多くの専門的な職人技が必要とされたため、ゲイ・フレアーが特別な専門技術を有していた分野のひとつであったことは間違いない。


 ほぼ間違いなく、ゲイ・フレアーはジュネーブの名だたるマニュファクチュールのために、その最高傑作を製作した。1940年代から50年代にかけて、同社はふたつの近しいブランド、パテック フィリップとヴァシュロン・コンスタンタンの時計の品質に見合ったブレスレットを供給していた。パテックでは写真のライスブレススタイルの汎用性を証明し、シンプルなSSカラトラバやローズゴールドのパーペチュアルカレンダーと組み合わせている。忘れてはならないのは、オークションで落札された史上最高額の腕時計(1100万ドル/当時の相場で約11億9670万円のSS製パテック フィリップ Ref.1518)の新しいオーナーの手首に巻かれるのがゲイ・フレアーのブレスレットだということだ。素晴らしい個体も同じリファレンスだろうか? ブレスレットもゲイ・フレアー製のものが多い。

The 1518 from Patek Philippe, introduced in 1941, was Patek's first perpetual calendar with chronograph, ever.
1941年に発表された、テック フィリップの1518は、パテック初のクロノグラフ付き永久カレンダーである。

 しかしゲイ・フレアーの素晴らしさは、ドレスウォッチに合うブレスレットとスポーツウォッチに合うブレスレットを区別する非常に細かいニュアンスを理解していたことだった。ある領域から別の領域へと設計を適応させることができるのは重要なことだった。


ゲイ・フレアーのブレスレットが付いた1969年頃製のホイヤー Ref.2447SN。2016年のフィリップスで4万スイスフラン(当時の相場で約445万円)で販売された。

 1960年代から70年代にかけて、一部のメーカーがクロノグラフをはじめとするフェッショナル向け腕時計の製造に注力するようになると、ゲイ・フレアーは新しいデザインを選ぶようになり、オイスターのような巻きブレススタイルで両端を挟んだライスブレスレットをホイヤーなどの企業に提供した。これは初期のカレラやオータヴィアを含むいくつかのモデルに当てはまるが、ノバビット S.A.(NSA)社のブレスレットを使用したモナコには当てはまらなかった。ホイヤーもロレックスと同様、複数のサプライヤーを抱えていたのだ。


ヴィンテージのゼニスクロノグラフで見られる、有名なラダーブレスレット。

 一方でゼニスは自社製クロノグラフ、エル・プリメロ用にラダー(梯子)ブレスレットと、ホローリンクブレスレットの両方を発注していた。つまり1969年時点のGFは、別々の会社が作ったと思われるほどデザインの異なるブレスレットを、互いに直接競合するメーカーに供給していたほど悪名高かったということである。特にラダーブレスレットはゼニスを象徴するものとなっており、GFのデザインであることすら知らない人もいるほどだ。これらは確かに時計に独特の外観を与えた。そのためオリジナルブレスレットが外された状態で市場に出回ることが多く、現在ではSS製であっても、単体だと2000ドルから3000ドル(当時の相場で約23万~35万円)の値がつく。


ゲイ・フレアーは、いつでもブレスレットの幅広い選択肢を提供していた。

 1970年代には、エレガントなデザインと力強いデザインの繊細なバランスが、パテック フィリップのようなかつての顧客だけでなく、SSを扱ったことのない時計職人を含む、より確立された大企業を引きつけた。ロイヤル オークが登場する前のオーデマ ピゲは複雑なドレスウォッチを製造していたマニュファクチュールであり、そのすべてが貴金属でできていたため、最初の一体型ブレスレットのデザインは非貴金属に関するGFの専門知識に大きく依存していたのだ。その4年後、パテック フィリップがノーチラスを発売したときも同じだった。

 実際、1976年にゲイ・フレアーは、オーデマ ピゲやパテック フィリップよりもずっと大きな規模になっていた。ジャック=ユベール(Jacques-Hubert)とジャン=フランソワ・ゲイ(Jean-Francois Gay)の兄弟が家族経営していたこのブレスレットサプライヤーは、ジュネーブで最大かつ最も専門化された工場であり、500人以上のスペシャリストが在籍していたのだ。


ロイヤル オークとノーチラスは同じジェラルド・ジェンタ(Gérald Genta)を父に持つだけでなく、ブレスレットのサプライヤーも同じであった。

時計のブレスレットが登場するまで
ジャガー・ルクルト、ユニバーサル・ジュネーブ、ティソ、IWC、エテルナなど、ゲイ・フレアーの持つ輝かしい顧客リストは挙げればきりがない。しかし、ゲイ・フレアーの重要な点は見過ごされがちである。まずは設立された1835年に遡る。この年代は19世紀前半には腕時計が存在しなかったことを考えると、ゲイ・フレアーが最初から腕時計のブレスレットメーカーではなかったことを示している。実際、ゲイ・フレアーはブレスレットメーカーとしての地位は確立しておらず、ロレックスの傘下(1998年に買収)となった今もそうだ。


ゲイ・フレアー製のもうひとつの種類のブレスレットと、それと揃いのネックレス。Courtesy: Piguet Auction house

 ゲイ・フレアーは、フランス語で懐中時計用のチェーンを製造する会社を意味するチェイニストとして生まれる(16世紀に起きたペンダント需要はそののち3世紀後に復活し、1920年代のペンダントトレンドでは頂点に達した)。1942年の“Montres Et Bijoux de Genève”誌の記事によると、ジュネーヴはチェイニストの質の高さが非常に有名で、北イタリア、トルコ、バルカン諸国では、チェイニストのリンクが通貨価値を決めていたほどだった。懐中時計が腕時計にその座を奪われると、チェイニストはチェーンに加えてブレスレットも提供しなければならなかった(生き残ったところもあるが多くは廃業した)。貴重なネックレスやブレスレットが自然に広まる一方で、ゲイ・フレアーは指輪を含むほかのクラシカルな宝飾品も提供していて、そのうちのひとつが時計のブレスレットのクラスプで見られる、羊をモチーフにしていた。


ゲイ・フレアーの古い広告では、ブレスレットと時計用ブレスレットについて、同様の構造を示していた。

 これは現在ではあまり知られていないゲイ・フレアーの一面であるが、当時同社が推進した最大のビジネスのひとつであった。権威あるジュネーブの展示会、モントレ・エ・ビジュー(Montres et Bijoux)の年間カタログを見るとよく理解できる。ゲイ・フレアーは常に洗練されたネックレスや華美なブレスレットをいくつか展示していたが、当時大量に製造していた“一般的な”腕時計用ブレスレットは一切展示していなかった(そのため、バーゼル見本市には参加していた)。もちろん、これらの格調高い作品によってGFは、自動車業界がコンセプトカーを製造するかのように、同社が実現できる職人技をわかりやすく示すことができたと言えるが、正直なところ、これはショーのためだけに作られた逸話的な作品ではなかった。

Gay freres 1969
1969年の非常に遊び心のある例。この小さなジュエリーは、ラウンドエンドにゴールドを使った革新的な処理で、その年に賞を受賞している。

 現在、ピアジェのために信じられないほど薄いブレスレットをつくっている、かつてのゲイ・フレアーの従業員に話を聞いてみると、彼らの技術を形作っていたのはジュエリーであり、それにより高度な時計用ブレスレットが考案できるようになったことがわかった。あるいは、とあるベテランが説明していたように、ロイヤル オークのブレスレットの仕上げでさえ、何人かの有資格労働者が次々と介入してくるような作品を定期的に作るのに比べれば、簡単に感じられたのだ。そして、ちょっとしたミスが原因で、アイテムを溶かして1からプロセスをやり直さなければならなかったことが多いことも知っておく必要がある。これは間違いなくチームワークの素晴らしさをあらためて認識させるものだ。ゲイ・フレアーのこの側面は、伝統的な時計製造と同様、細かな作業が重要な世界であることを明らかにした。

関連商品:https://www.yokowatch.com/Rolex-Watch.html

今日において時計で最も酷使され、誤解されている部品のひとつだ。

ヘリウムエスケープバルブは、今日の時計で多用されていながらあまり理解されていない部品のひとつである。あっても損はないが、その機能は極めて特殊であり、(わざわざ腕時計を着用するような)商業ダイバーでなければまったく意味をなさない。今こそこれまでの迷信を断ち切るときだ。ここでは、ヘリウムエスケープバルブについて説明しよう。

ブランドの大小を問わず、ケースに余分な穴を開けてこれらの時計の極限性能を誇示し続け、多くの場合はこの部品をより深い深度やより安全なダイビングに結びつけて誤認を誘っている。その一方で、多くの純真な時計購入者たちはヘリウムエスケープバルブのないダイバーズウォッチはどこか劣っていると思い込み、そのためにほかの何よりもこの機能を求めるのである。

ShearTime経由で撮影した、エスケープバルブ機構を備えるシードゥエラー。

チェーンフュジーやトゥールビヨンなど計時精度の向上を目的とした複雑機構とは異なり、ヘリウムエスケープバルブはごくシンプルな機構だ。基本的には、強力なスプリングにプラグ、そして良質なゴム製ガスケットで構成される一方向の圧力逃し弁である。まったく複雑じゃない。

 

1960年代にアメリカ海軍のダイバー、ボブ・バース(Bob Barth)の提案から、ロレックスがシードゥエラー用に特許を取得してヘリウムエスケープバルブを開発したとき、ダイバーズウォッチは水深計や水圧計と並んで正当な計器として使われていた。ロレックスはSEALABやCOMEX所属のダイバーをはじめとした、急成長していた商業ダイビングの分野で活用されていた。ダイビングベルと海中作業基地が使用され始めたばかりのころのことである。商業ダイビングで使用される乾燥した加圧室内に長時間滞在すると、時計内にヘリウムガスが蓄積され、その結果風防が弾け飛んでしまうという問題がダイバーたちによって発見されたのだ。バルブはこの問題を解決する画期的な手段だった。

ドクサによると、同社のダイバーズウォッチであるコンキスタドール(1969年)は、ロレックスのシードゥエラーが主に商業的なツールであり続けたのに対し、一般消費者向けに販売されたヘリウムエスケープバルブを搭載する最初の時計であった。ドクサ版のこのバルブが、減圧制限のないベゼルを開発した時計に搭載されたのは皮肉なことだ。このベゼルは、ヘリウム混合ガスが満たされた環境に1週間“浸かった”のち、商業用ダイバーズウォッチの風防が弾け飛ぶ原因となっていた減圧をレジャーダイバーが回避できるようにするために作られたものだ。商業用のダイバーズウォッチでは、数時間の潜水作業中に60分計のベゼルを使用することはほとんどない。


ヘリウムエスケープバルブを搭載したドクサ。

大げさな宣伝文句やプレスリリース、腕時計のレビューを読むと、ヘリウムエスケープバルブが搭載されていることでより深く潜れるようになるとか、より本格的なダイビングができるようになるといったことが書かれていることが多い。しかし、ダイビングを商業的に行うごく少数の人でもなければ、エスケープバルブを追加することは、ケースにもうひとつ穴を追加すること以外の何ものでもない。それどころか、私が頑丈なスポーツウォッチに魅力を感じる理由である“必要なものはすべて揃っていて、不要なものは何もない”という美学にそもそも反している。

ヘリウムエスケープバルブは、より深い深度まで潜水できる時計を作るためのものではない。このバルブは乾燥した加圧環境で機能するように設計されており、空気中のガスに対応するだけで、潜水中に時計が水没する水中では機能しないのだ。ブランドはダイバーズウォッチにこれを搭載すべきではないとまでは言わないが、その機能や用途、そもそもなぜ搭載したりしなかったりするのか、その理由を現実的に考えてみよう